Case study 事例紹介
渋谷をリアルに再現した
Fortnite特設ステージで鬼ごっこ!
収録の盛り上がりをそのまま届け、認知や口コミを獲得
「有吉ぃぃeeeee!」(テレビ東京)
この事例の担当者
※所属・役職は取材時点の情報
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大森柚希
テレビ東京 制作局
クリエイティブ制作センターローカルテレビ局、広告代理店からの転職で2024年3月に入社。「有吉ぃぃeeeee!」アシスタントプロデューサーを経て2024年10月からプロデューサーに就任。2025年ゴールデンウィークに番組初の展示イベントを実施するなど番組展開に注力している。
パートナー企業・自治体ご担当者さま
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峰﨑大輔
東急株式会社
不動産運用事業部
渋谷・沿線価値創造グループ2008年に入社後、電子マネー事業やWi-Fi事業の担当を経て、ふるさと納税のプラットフォーム設立を主導。有志で参加した社内のアイデアコンテストをきっかけに、渋谷駅周辺を精密に再現した「Fortnite」オリジナルゲームマップを2025年に発表。毎週末は2人の息子と「有吉ぃぃeeeee!」を見て最新ゲームの情報を仕入れている。
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大木浩介
東急株式会社
不動産運用事業部
渋谷・沿線価値創造グループ地方公務員からの転職で2025年4月に入社。まちを盛り上げるイベントやスタートアップ企業との共創など、渋谷を舞台に幅広い業務を担当。10~20代の頃はレトロゲーム収集に夢中になり、深夜番組のチェックが日課だった。近年はゲームからもテレビからも遠ざかっていたが、「Fortnite」との縁を皮切りにまた熱を復活させていきたいと語る。
目次
- 都市模型は高価・壊れやすい・持ち運びにくいため、気軽に見てもらえる方法を模索していた。
- Fortnite上で渋谷の街をデジタル再現する案が生まれ、旅行の予習や復習に使ったり、街の風景をデジタルアーカイブしていったりという切り口で社内の承認も得られた。
- 報道局とのつながりしかなかった中で、「テレ東と」への問い合わせをきっかけに制作局とのコラボレーションが始動する。
- 東急が展開していたFortnite上のデジタルマップに、テレ東から提供した番組関連データを装飾しての特設ステージを制作した。
- ゲームの特徴を鑑みて出演者24人による大規模な収録を実施し、出演者が操作するキャラクターが特設ステージ上で鬼ごっこをする模様を収録した。
- 収録は大いに盛り上がり、映像は地上波で放送したのち、YouTubeでも公開した。
- 番組放送後、SHIBUYA TAGのプレイ回数が以前の数倍に増加した。
- SNS上のハッシュタグ言及や、YouTube配信動画へのコメント欄でも盛り上がりを見せた。
- 社内外かつ幅広い年齢層の関係者から、番組とのコラボレーションに好意的な反響を得た。
経緯
制作陣とスピーディに直接つながれたのが大きい!
模型代わりのゲームを「面白く料理して」と相談
峰﨑:
開発部門でまちづくりの実務に携わっていたときに、都市模型を数多く作っていました。模型は値段が張りますし、持ち運びも難しく、壊れてしまうこともある。だから、もっと気軽に模型を見せられないかと思っていたのです。
そのような中、オンラインゲーム「Fortnite(フォートナイト)」を息子がプレイしているのを見て、リアルな空間をゲーム内で再現できている点に気がつきました。ゲームにすれば感覚的に街の模型を見せられるかもしれないと、アイデアを広げたのがスタートです。社内のプレゼン企画に参加し、渋谷の街をまるごとデジタルで再現し、旅行の予習や復習に使えるという内容を提案しました。評判がよく、社長の承認も得られて、渋谷の街を再現したデジタルマップ「SHIBUYA TAG」の企画が動き始めたという経緯です。
テレ東さんとのコラボレーションは、「テレ東と」を広報担当者が見つけてくれたのがきっかけです。会社として報道局とのお付き合いはあったのですが、既存のルートを辿っていては時間がかかる可能性があった中で、制作局の方と連絡が直接取れたのが助かりました。私自身が番組を毎週見ている熱心なファンであることからコラボレーション希望先の一つとして家系ゲーム番組「有吉ぃぃeeeee!~そうだ!今からお前んチでゲームしない?」(以下、有吉ぃぃeeeee!)を挙げつつ、模型代わりに作ったデジタルマップを、番組として面白く料理してほしいという投げかけをしました。
大森:
Fortniteは番組で何度も取り上げてきたゲームで前例があったのに加え、番組を峰﨑さんが本当によく見てくださっていたのがコラボレーションの決め手になりました。「こういうシーンがありましたよね」と最初の打ち合わせで話を伺えて。さらに、「有吉ぃぃeeeee!」の視聴者層は若い方やお子さんも多く、去年のゴールデンウィークに開催した初のイベントも渋谷で行いました。その街の開発を手がけられている東急さんとの親和性を強く感じた面もあります。
取り組み
番組特設ステージを制作!
ゲームを出演者が本気で楽しんでいる雰囲気を
そのまま届けた
大森:
取り組みの内容としては、「有吉ぃぃeeeee!」のロゴなどをあしらった特設ステージをFortniteのデジタルマップ上で公開しました。期間限定で視聴者の皆さんにもその世界観で鬼ごっこのゲームをプレイしてもらえるようにしたほか、番組の出演者にも実際にプレイしてもらいコンテンツを地上波やYouTubeで公開しました。


「有吉ぃぃeeeee!」で意識しているのは、出演者に本気で楽しんでもらい、盛り上がった雰囲気をそのまま画面に届けることです。今回の特設ステージは、街の世界観がしっかり再現されていたので、大人数でプレイすればきっと盛り上がるとチームで話し、通常より出演者が多い24人が参加する回で、12人でプレイする体制を組みました。
当初は2回プレイする予定でしたが、1回目があまりに盛り上がって、「これで十分」と収録を終わらせました。逃げ手の有吉さんが鬼から逃げるのが上手で、その盛り上がりをそのまま映像として公開できたのがよかったと思っています。
大木:
私たちもスタジオにお邪魔して、有吉さんが実に巧みに逃げ切る場面を生で拝見しました。「このまま映像になったら絶対に楽しい」という会話をしながらスタジオを後にして、実際に拝見したところ本当に面白く仕上がっていました。これが地上波で流れるのはありがたいと感じましたし、有吉さんをはじめキャストの皆さんが楽しそうにプレイしてくださり、本当にいい映像が撮れたと自負しています。
反響・効果
放送後はプレイ回数が倍増!
「深掘り」や「フラットな姿勢」がテレ東のよさ
大木:
企画の目的は、有吉さんの番組という強力なコンテンツとのコラボレーションをフックとして、Fortnite上で渋谷のまちづくりをPRすることでした。放送後にはプレイ回数が以前の何倍にも増加するなど、確かな手応えを感じています。
話題の提供のみならず、現実世界ではできない体験をユーザーさんに届けるというFortniteの可能性にも改めて気づかされました。遠方や海外にお住まいで、気軽に来られない皆さんにも渋谷の街を楽しく知ってもらえるきっかけを提供できていたら嬉しいですね。
テレビは全世代に広く情報を届けられるという点で、まだまだ大きな価値があるとも感じました。近年、若い世代はテレビ離れが進んでいると言われます。パーソナライズされたコンテンツをスマートフォンで見る時代です。ただ、家で何となくテレビがついていて、そこに映像が流れていて、「なんだか面白い」と感じることをきっかけに情報が入ってくる。それがテレビならではの力だと思います。
放送後は、若い方から50代以上の方まで、社内外から「放送を見ました」「白熱の展開でしたね!」などと声をいただきました。日々の番組の一つ一つのコンテンツが実は深く掘り下げられていて、幅広い視聴者さんの心を掴む。そこにテレ東さんと組む価値があると感じました。
峰﨑:
「渋谷 Fortnite」や「有吉ぃぃeeeee!」のハッシュタグでの言及がSNS上でかなり多かったと実感しています。YouTubeのコメント数も、他の回に比べて多く寄せられていたように見受けています。番組内では、ステージづくりの工夫点を出演者の方が気づいて言及してくださったのですが、「あそこだ!」とコメントでも視聴者の方々が話題に挙げてくださっていて嬉しかったです。自社だけではできない発信になったと感じています。
テレ東さんには、外から見ていたときは、よくも悪くも「教科書どおりではない」という印象を抱いていました。ご一緒してみたら、自分たちのやりたいことと、番組の特徴が重なる部分を一緒に探ってくださったという印象です。一方的にどちらかの意向に寄せるのではない、フラットな姿勢が非常によかったと感じています。にもかかわらず、アイデアを投げかければ期待以上の反応が返ってきました。コラボレーションを検討しているほかの企業にとっても魅力的ではないかと考えています。
テレ東と だからできること
ニッチなところを突き詰める・掘り下げることで、
番組もビジネスも面白くできる
大森:
「有吉ぃぃeeeee!」は、視聴者が出演者を通してゲームの世界観や面白さを追体験できることが一番の強みだと思っています。一方向の発信よりも、実際に出演者の皆さんが体験して、リアルな楽しみ方や視点をそのまま映し出せる点が、番組で何かを取り上げる際のよさだと思っています。今回、渋谷をモデルにしたデジタルマップ上でゲームをプレイするからこそ、出演者もいろいろな発見をしながら街を身近に感じられる「いい形」になったのではないでしょうか。
テレ東の強みで言うと、「こういうものを求めている人がどこかにいるはずだ」と、範囲が狭くても突き詰めれば面白くなるという考え方は特長的です。日常生活の中の気になる部分を掘り下げる番組を作っているのが強みだと個人的には思っています。
渋谷という誰もが知る街を舞台にしながらも、模型の代替という東急さんならではの切り口を掘り下げられたのは、そのようなテレ東の番組づくりのスタンスとかみ合ったからかもしれません。東急さんもテレ東もお互いにとってWin-Winの関係が今回の取り組みで築けたと感じました。このような企業さんがさらに増えるといいなと思います。
※「SHIBUYA TAG」有吉ぃぃeeeee!コラボマップは、Fortnite上の「オリジナルマップ」からプレイ可能! マップコード:1727-0933-8074 (2026年10月10日(土)23時59分まで)ぜひお楽しみください!」
※本プロジェクトは、Epic Gamesによりスポンサー、支援、または運営をされるものではありません。